フリーランスエンジニアの学習時間 最近若いエンジニアに「今度勉強会をやらない?」と誘われたのでうれしくてやるって言ったけど、普段何も勉強しないのでどうしようかなと戸惑っている。。

フリーランスになってから勉強は全然してない、

勉強する時間があるなら仕事した方がお金になる。

って考え方に変わってしまった。

 

いや、昔は勉強してたよ?

20代の頃は死ぬほど勉強してた。自分のサービス開発が楽しくて楽しくて平日も仕事終わりは家で開発をして、休日もいつも自分のサービスについて考えていた。LIVEに並んでいるときも友達の家で遊んでいるときも入院しているときもいつも自分のサービス開発をしていた。その時間が一番楽しかった。いつか有名なサービスになるのではないかと夢をみながら。

 

だけど現実はそう簡単には有名なサービスにはならなかった。最初に作ったアプリは1年後にようやく月100円くらいの収益。ただその収益がとてもうれしくて、何年も掛けて試行錯誤を繰り返して月10,000円稼ぐサービスを作れるようになった。

だいたいサーバー代で赤字になっていたが早く自分のサービスだけで生活をしたかった。あわよくばメンバーを増やして会社にして大きくなったらバイアウトもいいかなとか無駄に夢見ていた。

夢とは裏腹にやればやるほど分かったことがある。

成功するサービスなんて本当にない。成功なんてしない。実際にはしている人もいるけど宝くじに当選するくらいの確率であることを。成功者の声は大きい。失敗した人は声をあげない。本に書いてある成功する方法なんて全部嘘。何やっても成功しない。ただの運ゲー。一緒に夢見ていた人、勝手にライバルだと思っていた人、憧れていた人。みんな途中で夢を諦めた。そして結果的には自分も。

 

何年も何年も試行錯誤して開発しているうちに開発スキルがついた。他のエンジニアより開発のスピードが早かったり知識がついていた。

そしたら自分のサービス開発よりも人の仕事をしたほうが簡単に早く稼げることをしった。

最初は出来ごころだった。同僚に誘われた簡単な副業に手を染めてしまった。

仕事の隙間時間であっという間にお金が稼げた。自分の作ったサービスでは稼げない金額だった。

そこから落ちるのは早かったサイクロイド曲線のように。

気づいたらフリーランスになっていた。自分のサービスより他所様のサービス開発。

月100万円稼ぐサービスは作れないけど、フリーランスで月100万円稼ぐことは簡単だった。。

それをしってからかな勉強はしていない。

本屋に寄るのは好きだから本はたまに読むけど昔ほど技術書は購入しないし、自分のサービスを作るとかなくなった。てかもうアイデアも何も出てこない。

 

だけど、久しぶりに何か勉強してみようと思う。

それは別にお金を稼ぐためでもなくて、ただ単に若いエンジニアと勉強会に参加したいから。